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『首狩りの少女』1/2

※この話はオッサン向けです。


原著作者「怖い話投稿:ホラーテラー」「山下の息子さん」 2011/03/06 02:01

小学校5年生くらいの時だろうか、私は友人から怖い話として『首狩りの少女』の話を聞いた。
この『首狩りの少女』は、我々の住んでいる地域に実在するとされる幽霊で、一見すると普通の少女のようだと言う。
首狩りの少女は、普段は学校のクラス内に紛れ込み、皆と同じクラスメイトのような顔をしている。
普通に名前を名乗り、普通に授業を受けて、普通に友達と遊ぶ。
しかし実際は出席簿に少女の名前はなく、遠足などの集合写真にも少女の姿はない。
少女のロッカーは存在せず、成績表もなく、何らの記録にも残らない。
本当は完全に存在しないにも関わらず、クラス内の誰もが少女を存在するものとして接してしまうのだと言う。
そうして少女の正体に気づかずに日々の学校生活を送っていると、ある日、首狩りの少女は本性をあらわす。
放課後の教室内などで男子生徒が偶然、首狩りの少女と2人きりになった時、
少女はどこからか鎌を持ち出して、男子生徒の首をズバッと切り落とすのだという。

今考えれば、
私が通っていた小学校の地域内で、男子生徒が何者かに首を切り落とされた事件など、過去に一度も発生しなかったし、
この首狩りの少女の話は嘘なのだが、当時小学生であった私には、この話は大変に新鮮であった。
クラス内に紛れ込むという首狩りの少女。
もしかすると、自分のクラスにも紛れているかも知れない。
いつも明るく笑っている活発なあの娘は、首狩りの少女ではないか。
窓際で本を読んでいる大人しそうなあの娘が、実は首狩りの少女なのかも知れない。
真剣に考えていたとまでは言えないが、私は漠然とそういう恐怖感を抱くようになった。
そして私はそんな首狩りの少女に対して、どういう訳か恋心にも似た淡くせつない感情を持つようになった。
かわいいと思う娘はいても、好きとまでは言い切れる娘がいなかった、それまでのクラスメイトの女子たち。
しかし私は首狩りの少女に対しては、それまでの女子たちとはどこか違う印象を持ったのだ。
私は首狩りの少女のことを思うと、胸が締め付けられるような気持ちになって、心が苦しくなった。

首狩りの少女は、なぜ男の首を切り落とすのだろうか。
首狩りの少女は、どんな顔をして男の首を切り落とすのだろうか。
首狩りの少女は、いざとなれば、私の首も切り落とすのだろうか。

私は毎日そんなことを考えて、ほとんど1日中、首狩りの少女のことを考るようになった。
実際に会ったことがあるかどうかも分からない、どんな容姿をしているかも分からない少女のことを、
私はいつも想像していたのだ。
言わば、首狩りの少女が、私の初恋の相手であった。


首狩りの少女の話を初めて聞いてから数年の時が過ぎて、私は中学生となった。
私の心の中には、未だ首狩りの少女への強い思いがあった。
中学校では、他の小学校からの生徒とたくさんの出会いがある。
もしかするとそれらの女子たちの中に、首狩りの少女が紛れているのではないか。
中学生にもなったのに、私はそんな非現実的で幼稚な思いを抱いて、少し心が踊っていた。

中学生になって初めて出来た友人は、馬川くんという男であった。
馬川くんは背が高かった私よりもさらに高身長の男で、爽やかなスポーツマンであった。
彼は大変な馬面で、大きめの鼻の穴のせいもあって、人間よりも馬に近いような顔立ちであったが、
爽やかな雰囲気と、ひょうきんさ、人当たりの良さで、女子にもよくモテる男であった。
私は最初の席替えで馬川くんの席の前に机を置くことになったのだが、彼は持ち前のひょうきんさでよく私を笑わせた。
ある時など、ねえねえ、という感じで授業中に馬川くんに後ろから肩を叩かれたので、私が振り返ると、
馬川くんは尻を丸出しにしてこちらに向けていて、ダイレクトに放屁してきた。
そして時には、同じように肩を叩かれて私が振り返ると、
彼は何故か靴ひもで自分の首を締めていて、顔を真っ赤にしながら窒息死寸前で苦しんでいた。
彼の体を張ったギャグは当時の私には大変に面白く、
彼のお陰で私は1年次から、笑いの多い学校生活を過ごすことができた。

そんなひょうきんな馬川君であったが、時おり影のあるような一面を見せることがあった。
何か人には言えない秘密を抱えているような、そんな様子を見せることがあったのだ。
それは特に、私が彼に首狩りの少女の話をした時に顕著であった。
「首狩りの少女って知ってる?」
私は自分が恋焦がれる少女について、ただ何となく友人である彼に質問してみた。
すると彼はとても驚いた顔をして、「知らねえよ!」と吐き捨てた。
そしてそのまま黙りこんで、その日は私に対して一言も言葉を発してくれなかった。
いつものひょうきんで明るい様子とは対照的な彼の様子に、
彼が首狩りの少女について何か少し知っているのではないかと、疑いを持ち始めた。


私は中学2年生になっても、馬川くんとクラスが同じであった。
私は変わらず馬川くんと仲良くしていたが、彼の他に非常に印象に残る人物と同じクラスとなった。
それは金平くんという、非常に金にがめつい、四角く、平面的な顔をした男であった。
私も馬川くんも別段、金平くんと親しかった訳ではないが、金平くんは大好きな金のため、私や馬川くんに近づいてきた。
そして金平くんは、私たちにこのような話を持ちかけてきた。

ある日の放課後の話。
金平くんが帰宅途上、学校近くの通学路上にある木造アパート、『吉原アパート』の前を通りがかった。
すると、その吉原アパートの通学路に面している2階の部屋の窓が、キリキリと開く音が聞こえた。
何かと思って金平くんがその窓を見上げると、そこにはネグリジェ姿の20才くらいの豊乳の美女がいて、
美女はニッコリと微笑みながら金平くんに手を振ってきたという。
そして美女は、その時は梅雨時で蒸し暑かったので、
「暑いわねぇ、レモネードでも飲まない?」と言って、左手に持っていたレモネードのグラスを見せて、
金平くんを部屋に誘ったという。
そして金平くんは美女の部屋へ行き、魅惑的な、官能的な体験をして、中学生にして童貞を脱出したのだという。
事を終えた後、その美女はもっと男子中学生と知り合いになりたいと、金平くんに仲介を依頼したという。

人の好みは色々だから分からないが、私がまずこの話を信じられなかったのが、金平くんがとてもブサイクだということだ。
四角い顔、低い鼻、小さな目、張り出したエラ、どこを見ても美女が誘いそうな要素がない。
それに、今どきレモネードというのも変だ。
そして他にも疑わしいのが、この美女への仲介に金平くんが5000円の金を要求している事実だ。
つまり、『どうだ?童貞を脱出したくないか?したいなら美女に会わせてやるから5000円払え』という意味だ。
金にがめつい彼が、金のために適当な話をでっち上げてるんではないのか。
私は彼の話を鼻で笑い、断ろうとした。
しかし意外にも隣にいた馬川くんは、二つ返事でその話に乗ってしまった。
爽やかで、それほど好色でもなかった馬川くん。
私は彼の想定外の決断に、大変に驚かされた。
そして馬川くんの友人として、話の流れで私も金平くんに美女への仲介をお願いすることになってしまった。

私たちが仲介を依頼した吉原アパートの美女は、金平くん曰く、本名ではないだろうが夜鷹さんという名前であった。
私たちは小遣いから合計1万円を金平くんに払い、夜鷹さんの予定がついて呼び出しが来るのを待つことになった。
他の男子生徒の話を聞いてみると、他にもこの誘いに乗って金平くんに手数料を払っている生徒が大勢いるようであった。
そしてその中には、既に夜鷹さんに会い、童貞を卒業しているという噂の生徒も数名いた。
他の生徒の話では、夜鷹さんは事前に金平くんから仲介希望の男子全員の写真を受け取っており、
その中から夜鷹さんのその時の気分で、23名の男子を次の相手として選別するという。
夜鷹さんに次の相手に選ばれると、
金平くんは選ばれた人物に、実際に会う日時などを書いた紙を授業中に回してくるという話であった。
その紙は単なる折りたたんだメモ用紙だが、ある男子生徒はその紙を召集令状になぞらえて『赤紙』と呼んでいた。

『赤紙』がいつ来るのか、我々は仲介を依頼してから気が気でない日々を過ごしたが、
何日経っても赤紙は回ってこなかった。
代金は既に金平くんに支払ったので、金平くんに金だけ騙し取られたのかと、不安になりさえした。

そうして仲介を依頼してから何日も過ぎたある日、授業中に後ろの席の馬川くんが私の肩を叩いた。
私はまた彼が放屁するか、窒息死の真似事でもするのかと、一旦無視したが、その時は違った。
ついに赤紙が来たのであった。
赤紙には翌日の日付と夜鷹さんに会う時刻、それに私と馬川くんの名前が書いてあった。
金平くんの方を見ると、彼は何事もないような顔をして授業を受けていた。
私は馬川くんと顔を見合わせ、生唾をゴクリと飲んだ。

翌日の放課後、ついに私たちが童貞を捨てる時が来た。
夜鷹さんと会う時間まで適当に校庭で時間を潰した我々は、
夜鷹さんに会うため、仲介の金平くんと一緒に吉原アパートへと向かった。
夜鷹さんの部屋は2階で、私たちは錆びついた鉄の外階段を上がり、部屋の前まで来た。
すると金平くんは、「夜鷹さんは後で来るから、部屋で待ってて」と言って、先に帰ってしまった。
部屋には鍵がかかっていなかったので、私たちはすぐに部屋の中へ入った。
夜鷹さんの部屋は二間の間取りであった。
玄関を上がると4畳ほどの狭い台所の空間があり、奥にさらに4畳ほどの和室があった。
部屋の入口にはビーズか何かの飾りがやたらと垂れ下がっていて、
手前の部屋中央にはゼブラ柄のラグマットが敷いてあった。
玄関を上がって左の洋服掛けには、原色のスーツや当時のボディコンみたいなものなど、派手な衣類がかかっていた。
壁紙は全体的にタバコのヤニで黄色くなっており、私は夜鷹さんがかなりケバい人なのではないかと心配になった。
私たちが奥の和室に入ると、和室の中央には既に布団が敷いてあった。
和室の右隅には、4畳ほどの部屋には似つかない大きめの観音開きの洋服ダンスがあった。
布団の横には化粧ケースのような物と、白い部分が黄色くなったヤニだらけのミッフィーのぬいぐるみが置いてあった。
布団の枕側には、準備のいいことにティッシュケースが置いてある。その横にはコンドーム。
私はまた、馬川くんと顔を見合わせた。
「とりあえず、服脱ぐか」
馬川くんが緊張した口調でそう言った。
金平くんに言われて、夜鷹さんが来る前になぜかパンツ一丁で待っていなければいけない決まりであった。
私は中学の制服を脱いでトランクス姿になり、制服を畳んで部屋の隅に置いた。
馬川くんもゆっくりと制服を脱ぐ。
そして彼がズボンを脱いだ時、私は大変に驚いた。
馬川くんはこの日のために買ったのか、
だいぶ気合いの入ったシルクのようなテカテカの生地の真っ赤なブリーフを履いていた。
私も少し気合いを入れて新しいトランクスを新調したがそれ以上だ。
しかし驚いたのはそれではなく、彼のブリーフの中身であった。
それほど小さい訳でもないのに、パンパンになってはち切れそうなブリーフ。
体育の時間の着替えなどでは不思議と気づかなかったが、彼は馬並みのモノを持っていたのであった。
私たちはパンツ一丁の姿で布団の横に正座し、夜鷹さんを待った。
ハタチくらいの、美人で、豊乳の夜鷹さん。
想像よりも少しケバそうではあるけども、それもまた良し。
私は緊張と期待で最高に胸が高鳴っているのを感じた。

するとしばらくして玄関ドアが開いた。
夜鷹さんが入ってきたのか?我々は注視した。
しかし部屋に入ってきたのは、50才くらいのババアであった。
黒髪が混じった中途半端な金髪の、ケバい化粧の女。
低い鼻で、目は小さくつり上がっていて、出っ歯であった。
服装はだらしなく、上下ともスウェットを着ていた。
私はこのババアは、きっと夜鷹さんの友達か、非常に年の離れた姉妹、もしくは母親だと思おうとした。
女はパンツ一丁で正座する我々をじっくり見た後、「結構いいじゃん」と言って笑った。
笑うともろに歯茎が見えて、ヤニで黄色い歯よりも歯茎が目立つ。
私はまさかこの歯茎ババアが夜鷹さんなのかと不安になった。
いや、違う、母親だ。母親なんだ。
私がそう思い込もうとした時、歯茎ババアは「じゃ、始めちゃおっか」と言って、どんどんと服を脱ぎだした。
期待が完全に裏切られ、私が意識を失いかけていると、歯茎ババアは全裸となり、布団に横になった。
そして布団の横にある化粧ケースからローションのような物を取り出し、自分の腰の下に枕を敷いて、
手慣れた手つきで股ぐらにローションを塗り始めた。
そして足を蛙のように開いて、準備完了といった感じでこちらに視線を向けた。
「はい。あんたから」
歯茎ババアはそう言って、私の膝を叩いた。
私はショックで意識を失いかけていたので、夢遊病者のように移動し、とりあえずババアの股の間に座った。
私はトランクスを履いたまま、ただババアの股の間で正座し、無言で目の前を見つめ続けた。
私はなぜここにいるのか。私はなぜここに来たのか。私はいったい誰なのか。
私は全てを問い直し始めた。
「ちょっと。早くしなさい」
ババアは苛立ち、私の体を足で小突いて催促する。
ババアとは何なのか。歯茎とは何なのか。
私はババアの苛立ちにも上の空で、全てを問い直し続けた。
やがてババアは諦め、「あんたもういいよ、次、次」と言って、私に馬川くんとの交代を促した。
私は虚脱したような感じでふらふらとその場を離れ、自分が正座していた位置まで戻って、馬川くんと交代しようとした。
しかし馬川くんはその時、慌てた様子で必死に股間を押さえていた。
馬川くんは私の視線に気づくと、股間を押さえたまま立ち上がり、私がいた歯茎ババアの股の間にいそいそと移動した。
いよいよ馬川くんがその馬並みのイチモツを出すのかと私は注視したが、
馬川くんは相変わらず股間を押さえ、股間に向かって何かブツブツと言っている。
やがて歯茎ババアはそんな馬川くんの様子にイライラしてきたようで、
「早くしなよっ」と言って、馬川くんの股間を足蹴にした。
するとその時、不思議なことが起きた。
どこからか「痛っ!」という若い女の声が聞こえてきたのだ。
私は最初、歯茎ババアが何か言ったのかと思ってババアを見たが、
ババアは何も痛がっておらず、ババアが言ったのではなさそうであった。
一体誰が?私が不思議に思っていると、また若い女の声が聞こえた。
「ちょー、むかつくんですけど」
どうやらその声は馬川くんの方から聞こえていた。
というか、馬川くんが先ほどから必死に押さえている、馬川くんの股間から聞こえていた。
「まじ、なんなのこのババア。ちょーブルーなんですけど」
やはり股間から聞こえてくる。
私は虚脱状態から正気に戻り、馬川くんの股間から声が聞こえる理由をいくつか瞬時に推測した。
1つ目は、馬川くんのブリーフに何か機械が入っている説。
馬並みだと思われていた彼のイチモツは実は普通サイズで、
ブリーフの中にはイチモツ以外に、テープレコーダーなどが入っている。それが女の声を再生している。
2つ目は、馬川くんのブリーフにちっさな女が入っている説。
世の中には今まで見たことのない、ちっさな体の女がいる。その女が彼のブリーフに入っていて話をしている。
3つ目は、馬川くんのイチモツが言葉を話す説。
馬川くんのイチモツはとても大きく、人より進化しているので、イチモツ自体が言葉を話す。
彼のイチモツが女声で話している。
私は真剣に考えたが、どの説も微妙で、間違っているような気がした。
歯茎ババアが、「何?あんた?何か言った?」と馬川くんに尋ねた。
馬川くんは必死で股間を押さえている。
するとまた馬川くんの股間から、
「なにか言った?じゃねーし。ちょー、ウザいんですけど。この歯茎」という声が聞こえた。
「歯茎?あんた私の歯茎がなんだって言うの!」
ババアは歯茎がコンプレックスであったようで、そう叫びながら馬川くんに掴みかかった。
馬川くんは驚き、「違うんです、違うんです」と否定する。
しかしそこでまた彼の股間が、「よくそんな歯茎で人前に出れるね」と、火に油を注いだ。
ババアが我を忘れて怒り、馬川くんの体を力任せに揺さぶるので、さすがに私は割って入って止めにかかった。
するとババアは部屋の奥を見て、「あんた、あんた来てー!」と叫んだ。
ババアの呼びかけに呼応するように、突如として部屋の奥にあった洋服ダンスがガタガタと音を立てて揺れだした。
「うわあ!」
私が驚くと、洋服ダンスの観音開きの扉が開き、中からパンチパーマの暴力団風の男が出てきた。
男はステテコ姿で、手にはビデオカメラが握られている。
「誰が歯茎じゃあ!」
男はこちらに怒鳴りつけながら、ゆっくりと近づいてきた。
「逃げるぞ!」
私は咄嗟にそう叫び、2人分の制服を拾い上げて胸に抱え、パンツ一丁のまま馬川くんと共に部屋から逃げ出した。
「しばくぞ、こら!」
私たちの後ろで暴力団風の男が叫んでいた。

不思議と暴力団風の男はそれ以上追いかけてこず、
私たちはとりあえず走って近所の駐車場に行き、車の物陰で制服を着た。
私は動揺している馬川くんを励ますつもりで、
「いやあ、金平の奴に騙されたな」と、努めて明るく彼に話しかけた。
馬川くんは顔面蒼白のまま、制服の上からずっと股間を押さえていた。

後に我々が金平くんを詰問し、分かった話では、歯茎ババアと暴力団風の男は夫婦であり、金平くんの親戚であると言う。
彼らは少年愛者用に、『うぶな男子中学生の童貞喪失シリーズ』というビデオを作り、販売して、一財産を築こうと考えた。
そして金平くんを使って、豊乳の夜鷹さんという嘘の話で男子中学生を集めさせ、歯茎ババアに相手をさせて、
暴力団風の男がそれを撮影していたのだという。

「『首狩りの少女』2/2」に続く

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